【比較】21枚作って見つけた長く使えるメインカードの選び方!おすすめメインカード候補の比較も。【三井住友カード・三菱UFJカード・クレディセゾン】
星の数ほどあるのクレジットカードの中から選ぶのは大変ですよね。
このページでは、長く使えるメインのクレジットカードをお探しの方に、私自身が10年で21枚クレカを作った中で学んだ「最後まで手元に残るカードの特徴、見分け方」をお伝えします。
この記事は、こんな方におすすめです↓
- 長く使える優秀なメインカードを探している
- クレジットカード選びから卒業したい
- メインカードにおすすめのカードを具体的に知りたい
コツは「お得なカード」に踊らされないこと。見るべきところを見ていれば、長く付き合えるカードは意外とすんなりと決まると思います。
具体的なおすすめカードも挙げながら、私の経験も含めてお話しします。
- ずっと手元に残るクレジットカードの特徴
- 長く使えるメインカード選びの着眼点
- メインカードにおすすめのクレジットカード
手元に残るカードの特徴を、私の21枚のクレカ遍歴から抽出
のっけから私の話で恐縮ですが…少しの間お付き合いください。
私自身、この10年間で21枚作ってきたカードジプシーでした。しかし、その中での学びを活かして現在ではクレカ乗り換え連鎖から卒業でき、長く使っていけそうなクレジットカードに落ち着きました。
まずは私のカード遍歴から、長く使えて手元に残るカードの特徴をあぶり出していきます。
これまでのカード遍歴と振り返り
これまで私が作ってきたカードは以下の通りです。ここでは、
- プロパーカード=クレジットカード発行会社の自社カード
- 提携カード=飛行機など何らかのサービスとコラボしたカード
という意味で分類しています。名称は当時のものなので、もう存在しないものもあります。
プロパーカード | 提携カード |
---|---|
★三井住友カード ゴールド(NL)Visa | ANAカード一般 |
★三井住友カード ゴールド(NL)Mastercard | ANAカードゴールド |
★三井住友カード プラチナプリファード | JALカード一般 |
★三井住友カード(NL) | JALカードゴールド |
★三井住友カード一般 | ビックSuicaカード |
★MUFGイニシャル | ToMeカード一般 |
★MUFGゴールドプレステージ | みずほマイレージクラブセゾン |
★JCB OS一般 | ローソンPontaカード |
セゾンカードインターナショナル | ソラチカカード |
エポスカードゴールド | |
楽天カード | |
ライフカード |
今の手持ちは赤文字の3つ。3枚も持っているのは、このサイトに実体験を書くための実験用です。(笑)
本当なら三井住友カード ゴールド(NL)だけでいいと思っています。
★印は、特に長く使っていたカードです。
ここで、長く持っていたもの、そうでなかったものを見比べてみると、2つのことが分かります。
- 提携カードは短命なものばかりだった(★印がひとつもない)
- 長く使っていたのは、大手カード会社のプロパーカードばかり
この差は何なのでしょうか?
生き残る・生き残らないを分けた理由
なぜ提携カードが短命で、逆に大手カード会社のプロパーカードが長く使っていたのかを振り返ってみます。
提携カードが長持ちしなかった理由
自身の生活スタイルが変わって、提携先のサービスを使わなくなった
生活スタイルや興味の変化により、よく使っていたサービスを使わなくなることって意外と多くないですか?
提携カードは提携先の利用でポイントが多めに貰えるなど、提携サービスの利用を前提としてメリットがあるカード。逆にそのサービスを使わない場合、特にうまみのない普通のクレジットカードとなります。
カード自体の機能面は大手カード会社のプロパーカードに比べて劣ることが多かったので、結局使わなくなり解約することとなりました。
私の例だと、出張のない部署に異動して飛行機に乗らなくなった、引っ越したことでよく使っていた電車に乗らなくなった、などの理由で提携カードがことごとくお蔵入りに。
引っ越し、転職、結婚などの理由で、使うサービスって案外変わっていきますよね。
大手カード会社のプロパーカードが長持ちした理由
一方で、大手カード会社のプロパーカードが長く使えた理由です。
- 大手主力カードだけあって機能面に不足感なく、使いづらさを感じる場面が少ない
- 新機能や流行をいち早く取り入れることが多く先進的だった
- 大手会社のカードという安心感・正統派感
提携カードばかり使っている時期もありましたが、それでも大手カード会社のプロパーカードはサブで持ち続けてました。
例えばこの10年では、iDなどの電子マネー決済や、タッチ決済、ナンバーレス化、クレカ積立などいろんな機能がクレカに新規搭載されてきましたが、
振り返ってみると、三井住友カードやクレディセゾンなどの大手カード会社のプロパーカードに真っ先に導入されることが多く、どの時期においても機能が充実し、使い勝手がよくて手放しづらい存在だったからです。
あと、「大手カード会社のカードは、正統派カードとして1枚は残しておきたい」という気持ち面での理由もあります。
「お得なカード」に振り回されていた10年間
観点が変わりますが、もう一点。長く使っていたかどうかの他にもう一つ問題が。。。
なぜ21枚も、コロコロとカードを乗り換えてきたのか?
平均すると半年に1回もカードを作っていた計算に…。
その理由は、クレジットカードで得したい!と思ってお得なカードを選んで作った結果、
- 還元率や優遇が「改悪」され、ただの平凡なカードになってしまった
- 他社からより得なカードがリリースされた
などの理由で、また別のカードを作るはめになるというループに陥っていました。結局、集客のための一時的な高還元施策や、カード会社同士のお得合戦に振り回されていただけ、でした。
要するにお得なカードは刻々と移り変わってしまうので、「お得さ」を追いかけていると、いつまでたっても一か所に落ち着かないですよ、という話でした。
お得なカードやサービスは、次々に出てきますもんね。
いったん話をまとめます
すみません、話が散らかりました。ここまでの話をまとめると、「長く持てるメインカード」を選ぶためのポイントは、
- 「お得さ」は求めすぎない。
- それよりも不足感のなさや先進性で選ぶ。
長持ちできるカードの秘訣は、お得かどうかより道具として万能で、ストレスなく持ち続けられるかどうかです。
クレジットカードをポイント製造機ではなく、お金を支払うための便利道具と考えるイメージでしょうか。
分かっていても、目先のお得さが気になるのが人の性ですよね・・・
これを前提に、具体的にどんなカードが候補としておすすめするのか、というと、ずばり
大手カード会社のプロパーカードを優先的に検討すべし
です。
長く使えるメインカードを選ぶ際の3つの着眼点
ここからは具体的なメインカード選びの話になります。
先ほどまとめた2つのポイントについて、もう少しかみ砕いてカード選び際の着眼点に落とし込みました。
- 「出来ないことが少ない」か、機能面をチェックする
- ポイント還元率は相場から外れていなければOK
- 年会費がかからないものを優先する
それぞれ少し詳しくお話しします。
着眼点①:「出来ないことが少ない」か、機能面をチェックする
長く使うメインカード選びにおいてもっとも重要なポイントです。
主力カード候補なので、「使えなくて困る」場面が少ないことが最重要。
ご自身のやりたいことが出来ないと結局別のカードが必要になります。支払用ツールとして万能かどうかが大切です。
これには、現状の能力だけでなく将来的にも十分戦ってくれるかどうかをチェックします。
- 現在、機能が十分備わっているか?
- 将来も、新しい機能をどんどん装備してくれそうか?
なんか難しそう? と感じるかもしれませんが、すごく簡単ですよ。もう少し具体的にお話しします。
現在、機能が十分備わっているか?
- タッチ決済ができるか?
- クレカ積立投資ができるか?
- 海外でも使いやすそうか?
というように、いろんな場面に対応できるか確認するイメージで、クレカ各社のスペック表を見ればわかる内容です。
現在世の中にあるクレジットカードの主な機能は以下のチェックリストの通りです。
この機能に不足感が無ければ現状のカードの中では機能が最も備わった部類なので、ここが大丈夫なら検討リストに入れてOKです。
機能面必須チェックリスト
チェックポイント | 内容 |
---|---|
利用可能枠 | 最高額が高い方がいいですが、ご自身の利用度に照らして少なすぎなければOK。 |
タッチ決済・電子マネー | タッチ決済、Apple pay、Google payは必須。 |
資産運用 | できればクレカ積立ができるものが良い。証券会社は大手証券会社が理想。 |
家族カードやETCカード | 利用可能かどうか。年会費無料だといいですね。 |
海外での支払い | VisaかMastercardが良い。2枚持ちなら1枚はこのいずれかならOK。 |
セキュリティ機能 | 出来ればユーザーの手元でカードの機能を止められるもの。 |
大手が扱う主力級のクレジットカードなら、だいたい備わっていると思います。
提携カードや大手以外のカードだと、いまだタッチ決済出来ないものも多いですね。
将来も、新しい機能をどんどん装備してくれそうか?
クレディセゾンや三井住友カードなどの大手カード会社が発行するプロパーカードを選びましょう。
結局この将来性の観点により、筆頭候補が大手カード会社のプロパーカードに絞られます。
未来のことなので何とも言い難い部分ではありますが、これまで先陣を切ってきたカードは今後も先陣を切ってくれることが期待できます。
大手カード会社のプロパーカードは、日本のカード業界の先頭を走る会社の看板商品なので、新しい支払方法や機能はいち早く導入されると期待できます。最近の例では、
iDを日本初搭載 | 三井住友カード |
---|---|
日本初ナンバーレスカード | クレディセゾン |
タッチ決済普及 | クレディセゾンや三井住友カード、三菱UFJニコスが導入を始めた2020年頃から急速に普及し始める。 |
といったように、大手カード会社が日本初となったり、普及初期から導入していることが分かります。これからにも期待、です。
やや細かいですが、日本で初めて公共交通機関にVisaタッチ決済で乗れるようにしたのも三井住友カードです。
着眼点②:ポイント還元率は相場から外れていなければOK
基本の還元率が相場から外れてなければOK。高還元カードを追い求め過ぎない。
現在は、一般カードでベースの還元率0.5%、ゴールドやプラチナで0.5%~1%のものがほとんど。各社どこも横並びの同水準で大差はありません。
逆にとらえると、水準内のものなら適当に選んでも大して損しません。
「いや、コンビニで5%以上のカードや、ホテルで10%のカードもある!」
と突っ込みを貰いそうですが、私から突っ込み返すとすれば、
- そんな高還元、いつまでも続くでしょうか?
- ひとつひとつの場面でお得カードを選んでいると、枚数増えませんか?
- 各社似たような施策をやっているので、実際あまり差が出ない。
高還元だったのが改悪されて結局別のカードに乗り換えたり、場面ごとに最適なカードを作って枚数増やしてしまうと元も子もありません。
今回のテーマは「長く付き合えるメインカード選び」なので、「お得さ」に振り回されないように要注意!
また、この後のカード比較でも分かりますが、各社類似の高還元施策をやっているので大きな差が出ません。ですので、平均的な水準にさえ収まっていればそれで充分と割り切ることが重要です。
コンビニ・飲食店の高還元はもはや大手カードの基本装備機能です。
③:年会費がかからないものを優先する
出来れば保有コスト(年会費)がかからないものを選ぶ。
年会費無料や、簡単な条件で年会費無料となるものが良いです。
一時的にカードを使わない時期があったり、別のカードを主力で使う時期が出てきた場合、ほぼ使用してないのにコストだけかかっていると、心理的に手放したくなります。
長く使うカードを選ぶにあたっては、あまり使わない時期でも気にせず持てることが大切です。
気にならない方は、年会費がかかるものでもOKだと思います。
大手カード会社のプロパーカードを比較!
さて、ここからは具体的な、おすすめカードの比較です。
長く使えるカード選びの着眼点は、この3つでした。
- 「出来ないことが少ない」かをチェックする
- ポイント還元率は相場から外れていなければOK
- 年会費がかからないものを優先する
この中で最重要となる1つ目の着眼点「出来ないことが少ない」カードかどうかを考えると、大手カード会社のプロパーカードが筆頭候補となるのも、先ほどお話しした通り。
そこで、ここから大手カード会社のプロパーカードを比較していきます。
「大手」ってどこだ?
ということで、日本のクレジットカード年間取扱高TOP4の中からJCB以外の3社を比較します。規模的にも知名度的にもトップの各社かと思います。
それだけ選ばれている主要カード会社といえるので、この中から選んでおけば間違いない顔ぶれでもあります。
会社名 | 取扱高 | |
---|---|---|
1位 | 三井住友カード | 約40兆円 |
2位 | JCBカード | 約37兆円 |
3位 | 三菱UFJニコス | 約13兆円 |
4位 | クレディセゾン | 約9兆円 |
今回は年会費無料カードのラインナップがある一般ランクとゴールドランクをそれぞれ3社で比較します。プラチナカードは年会費がかかるものがほとんどの為、ここでは比較しません。
やっとここからクレカ比較ですよ~。
一般ランクカードの比較
まず、3社からそれぞれ一般カードを比較します。
スペック比較表
この表は、先ほど挙げた必須チェックリストの項目に、年会費・基本還元率・国際ブランドを加えた表です。
三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | セゾンカードインターナショナル | |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 1,375円(税込) ※初年度無料 ※翌年以降年1回以上利用で無料 | 無料 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5%程度 | 0.5%程度 |
国際ブランド | Visa・Mastercard | Visa・Mastercard・JCB・AMEX | Visa・Mastercard・JCB |
利用枠 | ~100万円 | 10~100万円 | 非公表 |
タッチ決済・電子マネー | タッチ決済、Apple Pay、Google Payどれも利用可。 | ||
資産運用 | SBI証券 | クレカ積立不可 | セゾン投信等 |
家族カード | 無料 | 440円(税込) ※初年度無料 ※翌年以降年1回以上利用で無料 | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用請求があれば無料 ※発行手数料なし | 無料 ※発行手数料1,100円(税込) | 無料 ※発行手数料なし |
海外支払い | 海外に強いVisa・Mastercardがあるので問題なし。 | ||
セキュリティ | 手元で一時停止可 | 手元停止は不可だが口コミは良し | 手元で一時停止可 |
ご覧の通り大手3社のスペックは大きな違いがなく、先ほどからお話ししていた3つの着眼点はどのカードもクリア。
- 「出来ないことが少ない」かどうか→クリア!
- 基本還元率が一般カードの相場の0.5%から外れていない→クリア
- 年会費無料で持てる→クリア
という点もOKなので、3つの着眼点はクリアできており、正直どれを選んでもOKというところですが、違いのある部分とおすすめカード・組み合わせをお伝えします。
違いは、クレカ積立の可否と自由度
クレカ積立が出来るのは三井住友カード(NL)とセゾンカードインターナショナルで、三菱UFJカードは今のところ不可です。
ペアになる証券会社は三井住友カード(NL)がSBI証券で、セゾンカードインターナショナルは大和コネクト証券、セゾンポケット、セゾン投信の3つから選べます。
特にこだわりがなければ、三井住友カード(NL)×SBI証券をおすすめします。
- 投資信託の取扱い銘柄が豊富で買いたいものはほぼそろっている
- その他の投資商品・サービスも充実でクレカ積立以外にも大活躍
- 手数料が業界最安クラス
証券会社として取り扱い商品の数や手数料の安さなどが魅力なので、国内ネット証券でも最も口座数が多い証券会社です。
将来的に投資に興味が出た場合でもSBI証券を持っておけば大体のことは出来るので、使うなら大手証券を使っておくのが無難だと思います。
私もずーっとSBI証券を使っています。安いし、大体のことは出来るのでクレカうんぬん関係なく証券会社としておすすめです。
一般カードのおすすめはこれ!
あまり差がない一般カードですが、使い方のパターン別におすすめを選定しました。
メインカード1枚だけ持ちたい方
メインカード1枚だけ持ちたい方は、三井住友カード(NL)がおすすめです。
シンプルに、出来ることが一番多いからです。1枚で何でもこなしたい!という方には、出来るだけ万能で何でもできるカードを選んでおくのがベストでしょう。出来ないことに遭遇すると困りますしね。
スペック比較を見ても、機能的に最も文句をつける部分が少ないのが分かるかと思います。
その他ポイント面なども他社とほぼ同水準で問題ないので、私なら三井住友カード(NL)一択です。
メイン・サブで複数持ちたい方
クレカは複数持ちしておきたい方には、三井住友カード(NL)と三菱UFJカードがおすすめです。
私もそうですが、クレジットカードは予備や使い分け用に複数持っておきたい方もかなり多いと思います。そんな方におすすめなのがこの2枚。
機能面で優秀な三井住友カード(NL)との組み合わせにおいて、三菱UFJカードは非常に相性の良いカードです。
よくこの2枚を併用している方を口コミサイトでも見かけます。
ゴールドランクカードの比較
3社からそれぞれゴールドカードを比較します。
スペック比較表
一般カード同様、必須チェックリストの項目に、年会費・基本還元率・ボーナスポイント・国際ブランドを加えた表です。
三井住友カード ゴールド(NL) | SAISON GOLD Premium | 三菱UFJカードゴールドプレステージ | |
---|---|---|---|
年会費 | 5,500円(税込) ※年間100万円ご利用で翌年以降の永年無料 | 11,000円(税込) ※年間100万円ご利用で翌年以降の永年無料 | 11,000円(税込) ※初年度無料 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5%程度 | 0.5%程度 |
ボーナスポイント | 年間100万円利用で継続特典10,000ポイント | 年間50万円ごとに0.5%分進呈(回数制限なし) | 年間100万円以上利用で11,000円相当のポイント |
国際ブランド | Visa・Mastercard | Visa・JCB・AMEX | Visa・Mastercard・JCB・AMEX |
利用枠 | ~200万円 | 非公表 | 50~300万円 |
タッチ決済・電子マネー | タッチ決済、Apple Pay、Google Payどれも利用可。 | ||
資産運用 | SBI証券 | セゾン投信等 | クレカ積立不可 |
家族カード | 無料 | 無料 ※本会員が永年無料の場合は家族カードも永年無料 | 440円(税込) ※初年度無料 ※翌年以降年1回以上利用で無料 |
ETCカード | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用請求があれば無料 ※発行手数料なし | 無料 ※発行手数料なし | 無料 ※発行手数料なし |
海外支払い | 海外に強いVisa・Mastercardがあるので問題なし。 | ||
セキュリティ | 手元で一時停止可 | 手元で一時停止可 | 手元停止は不可だが口コミは良し |
3社ともほとんどスペックが共通しおり、ポイント還元率もボーナスポイントあわせてゴールドカードの一般的な水準である0.5%~1%のレベルで収まっているので、各社大差なし。
大きな違いは年会費無料化の可否とクレカ積立の2点です。
年会費は三菱UFJカードゴールドプレステージだけ無料化できない
三井住友カード ゴールド(NL)とSAISON GOLD Premiumは年100万円使えば翌年から永年無料にできるので、検討候補としてはこのどちらかがおすすめです。
家族カード、ETCカードまで含めると、SAISON GOLD Premiumの方がどちらも無料で持てるため、コストは一番気にしなくて済みますね。
でも、三菱UFJカードゴールドプレステージは年会費がかかる分、以下のラグジュアリな仕様で、欲しい人には刺さるかもしれません。
- 最大利用枠が高め
- 国内・海外旅行保険が最高5,000万円しかも家族特約付きと充実
- ゴールド・グルメセレクションで厳選レストラン1名無料
ある意味、サービスは軽めでコスパ重視の三井住友カード ゴールド(NL)とSAISON GOLD Premiumとの違いは明確ですね。
年会費かかってもOK!という方は、三菱UFJカードゴールドプレステージもアリ
クレカ積立は一般カードと同様
クレカ積立の可否や自由度は一般カードと同じなので説明を割愛しますが、大手証券と組み合わせられている三井住友カード ゴールド(NL)がやはり第一候補としておすすめです。(詳しくは一般カードの説明をお読みください)
ゴールドランクのおすすめはこれ
ゴールドは、三井住友カード ゴールド(NL)かSAISON GOLD Premiumが良いと思います。
理由は2点あります。
- 三菱UFJカードゴールドプレステージは、本人・家族とも年会費がかかり続けてしまう。
- 三井住友カード ゴールド(NL)とSAISON GOLD Premiumは特徴が似ているので好みに合わせて。
まず、メインとして長期保有前提なので、年会費がかかるものは手放したくなる可能性が他より高くなるので外します。
年会費がかかる分、付帯保険が充実している等のメリットもあります。保険の手厚さが必要な方などは検討に入れると良いです。
残る2枚の三井住友カード ゴールド(NL)とSAISON GOLD Premiumは、上記の表に挙げていない点でもスペックが酷似していてほぼ同じのようなもの。もはや好みに合わせて選んでよいと思います。
私はクレカ積立をSBI証券でやりたいので三井住友カード ゴールド(NL)かな~。皆さんはどっち?
まとめ:クレカ選びから卒業してスッキリしよう!
長々とお読みいただき、ありがとうございます。最後におさらいです!
- ずっと付き合うカードメインカード
を決めるなら、損得で選んでいては一向に決まりません。「お得さ」はどこかで妥協する必要があります。
そのうえで、将来に渡ってメインで活躍してもらうためには、「出来ないこと」が少ない万能なカードを選ぶ必要があります。
- 大手のプロパーカードが筆頭候補です。(大手のプロパーカードにしておけば困ることはまずない)
- その中でも、三井住友カードが特に対応力が高くておすすめです。
そうすれば、常に使いやすい道具としてお財布の中で長く活躍してくれるのではないでしょうか。
そして何より、クレカ選びのストレスから卒業してスッキリしましょう!
私の経験が少しでもお役に立てていれば幸いです。