両方持ってる私が、三井住友カードゴールド(NL)vsエポスゴールドカードどっちにすべきか、違いを比較解説!【経験者によるレビュー】
三井住友カード ゴールド(NL)やエポスカードゴールドは、年会費が無料で持てる、ボーナスポイントが手厚い、など、高コスパカードとして知られ、どちらにするか検討している方も多いと思います。
- 2つのカードが似ているので、違いや特徴を詳しく知りたい!
- 自分にはどちらのカードが向いているのか知りたい!
という方へ、おすすめの記事です。
しかし、両者特徴が被っている部分が多く、どちらが良いのか決めるのが難しいかもしれません。
私は、どちらのカードも実際に保有し使っています。この記事では、実際の使用者の視点を含め、詳しく比較・解説します。
使っているからこそ分かる重要な点などもお伝えしていきます。
- 実際のユーザー目線で見た両者の違いとメリット・デメリット
- 自分にはどちらのカードがおすすめなのか
- 詳細なスペックの比較とその中での注目すべきポイント
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カードの概要
まずはそれぞれのカードの特徴やセールスポイントを見ていきましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)の概要
セールスポイント
- クレジットカード業界大手の三井住友カードが発行する正統派プロパーカード。
- 年間100万円の利用で年会費永年無料化やボーナスポイント。
- コンビニ・飲食店での高還元。家族ポイント付与などポイントUP機会豊富。
- グリーンとゴールドからデザインを選べる。
- ナンバーレスな上、セキュリティ機能が豊富。
- クレカ積立ではネット証券口座開設数NO.1のSBI証券と連携し資産運用に強い。
銀行系の安心感と高いコスパ、ナンバーレスなどのクレカの先端を行く機能。さすがは大手の三井住友の看板カードと言う感じだね。
エポスカードゴールドの概要
セールスポイント
- マルイ店舗で割引など丸井グループならではの特典
- 年間50万円の利用で年会費永年無料化やボーナスポイント
- 珍しい縦型のカードデザインで非常にシンプルな券面
- ナンバーレスではなく、カード裏面にカード番号が記載あり
- 「選べるお店でポイント3倍」の対象店・サービスがかなり広く使いやすい
縦型のカードデザインは珍しいね。
両者の共通点
三井住友カード ゴールド(NL)とエポスカードゴールドは性能面で似ているところも多いです。特に、以下の2つの共通点はカードのコスパに影響する部分の為、要チェック。
そっくりなところが多くて迷っちゃいますね~。
どちらも年会費を永年無料化できる
いずれのカードも年間一定額利用すれば、翌年から年会費が永年無料になります。
年会費の比較
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- 年間100万円で翌年以降永年無料※
- エポスカードゴールド
- 年間50万円で翌年以降永年無料
- 年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
エポスカードは年50万円、三井住友カード ゴールド(NL)は年100万円の利用で無料化になり、エポスカードの方がハードルは低め。
どちらもまとまったボーナスポイントがもらえる
ボーナスポイントの比較
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- 年間100万円で10,000ポイント
- エポスカードゴールド
- 年間50万円で2,500ポイント
- 年間100万円で10,000ポイント
- エポスカードゴールドは、年間100万円達成時は累計で10,000ポイント。100万円で12,500ポイントにはなりません。
年間100万円以上使うなら両者10,000ポイントで差がありませんが、50万円から発生するエポスカードの方がハードルは低め。
このように、多くの方が注目するコスパ面で、このようにかなり似通っているため、どちらのカードを選択すべきか迷いますよね。
さて、ここから先は、
- それぞれのカードがどんな人におすすめか?
- それぞれのカードのメリットやデメリットは?
- 項目別のスペックの詳細比較
これらについて、実際にどちらのカードも使っている私が、利用者としての視点や使ってみての感じることを含めて詳しく解説していきます。
【結論】それぞれのカードはこんな人におすすめ!
結論から入りますが、三井住友カード ゴールド(NL)が向いている人、エポスカードゴールドが向いている人はこんな人。
似たところの多いこれらのカードですが、スペックや実際に使ってみて感じる強みなどを総合的に考えると、それぞれ以下のようなポジションでの使い方に適しているカードです。
- 総合力に優れたメイン用カードなら、三井住友カード ゴールド(NL)
- ピンポイントに使い得をしたいなら、エポスカードゴールド
では、具体的にどういうことか、ここから説明していきます。
三井住友カード ゴールド(NL)がおすすめな人
私が三井住友カード ゴールド(NL)をおすすめしたいのは、こんな方。
- クレカは1枚で済ませたい!1枚で何でもこなせるメインカードが欲しい
- 年100万円以上使える
- コンビニや飲食店を普段よく使う
- 資産形成でクレカを活用したい
多方面で高い性能。1枚でも不足感が少ない。
ポイント還元率の良さ、対応している電子マネー・キャッシュレスの幅広さ、クレカ積立などの証券サービスの充実度、充実のセキュリティ機能、、、などなど。
様々な点で汎用性と基本性能が高いのが特徴。メインカードとして1枚で事足りる性能を持っています。
特定の点に強いこだわりがないならば、ポイントも多めに貰えて、その他付帯サービス面でも大きな欠点がないため(むしろ先進的な面も。)、使い方に困る面が少ないです。
「カードはたくさん持ちたくない!」 「何度もカードを乗り換えるのに疲れた…。」
こんな悩みがある方にこそおすすめしたいカードです。
1枚だけカードを持てるなら、私も迷わず三井住友カード ゴールド(NL)の方を選びます。
クレカ積立など資産形成に強い
クレカ積立などのクレジットカードを使った資産形成に関しては、エポスカードを圧倒しています。
- クレカ積立でのポイント還元率が高め。
- 提携先のSBI証券が業界大手の為サービスが充実。手数料も最安値クラス。
- SBI証券の利用でVポイントが貯まり、三井住友カードとの利用で相乗効果を発揮。
クレカ積立投資でのポイント還元は1.0%。エポスカードは0.1~0.5%の為、かなり差があります。
また、提携しているSBI証券はネット証券でも最大手だけあり、投資信託などの取扱商品の種類はかなり豊富。クレカ投資においても数ある投資信託から選べ、投信選びで困ることはあまりないでしょう。
一方、エポスカードが提携するtsumiki証券は、取扱商品数がかなり少なく、投資先の選択肢が残念ながら非常に狭いです。
tsumiki証券では、人気投信の全世界株式(オルカン)やS&P500は取り扱っていません。(24年1月現在)
また、SBI証券の利用により、投資信託の保有額や、株やその他資産の購入時にVポイントが付くため、クレジットカードの利用と合わせて効率よくVポイントを獲得できます。
ポイント関連は、決済額や各自の利用の仕方次第
100万円以上使う場合は年会費が永年無料化し、ボーナスポイントが10,000ポイント付与。
コンビニや飲食店でよく使う方は、スマホでのタッチ決済で最大7%ポイントが付与され、家族ポイントの併用で最大12%の還元に。普段使いでザクザクポイントが貯まります。
100万円以上使えるかどうか、コンビニや飲食店を普段使いするかどうかで分かれてくるね。
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エポスカードゴールドがおすすめな人
一方、エポスカードゴールドをおすすめしたいのは次のような方です。
- 特定のサービスで毎年決済額が多いものがある人
- 年50万円以上使うが、100万円まではいかない人
- マルイをよく使う人
特定のサービスで高額決済があればお得
エポスカードゴールドには、「選べるポイントアップ」という、選んだお店やサービスのポイント付与率が3倍になる特典があります。対象店・サービスは3つまで選択できます。
ポイントは通常0.5%還元のため、選択したものは1.5%還元まで上昇します。
具体的には、デパートやショッピングモール、家電量販店、ファッション・雑貨専門店などのお買い物のほか、交通・保険・公共料金といったサービスなども対象。
例えば、毎年航空券をたくさん購入する場合や、国民年金保険料なども対象の為、決まった高額決済がある場合は検討の余地ありです。
年50万~100万決済の人は、ねらい目
年会永年無料化とボーナスポイントの発生は年50万円利用から。100万円利用が必要な三井住友カード ゴールド(NL)よりハードルが低め。
50万円~100万円程度の決済に収まる方は、ちょうどねらい目のカードになりますね。
マルイでのお買い物にも特化
マルイのネット通販やマルイ、モディの利用で常時ポイント1%還元され、不定期ですが5日間限定で10%還元となるキャンペーンが開催されるなど、マルイでのお買い物は他の追随を許さないカードです。
両者のスペック、メリット・デメリット比較
では、ここからはより詳しく両者のスペック、メリット・デメリットを見ていきましょう。
まずはスペックの比較表をご覧ください。
スペック一覧表
詳細なスペックの比較表を作りました。各項目で有利な方を赤く塗ってあります。
三井住友カード ゴールド(NL) | エポスカードゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 5,500円(税込) (年100万円利用で翌年以降無料) | 5,000円(税込) (年50万円利用で翌年以降無料) |
ポイント還元 | 基本0.5% | 基本0.5% |
ボーナスポイント | 年100万円利用で10,000pt | 年100万円利用で10,000pt ※上記どちらか多い方のみ適用 | 年50万円利用で2,500pt
主な ポイントアップ | 選べるショップでポイント2倍 コンビニ・飲食店で5-12倍※ ※12倍はスマホタッチ決済と家族ポイントの合算 | 選べるショップでポイント3倍 家族ポイント年1,000~3,000pt |
保険 | 国内:利用付帯(最高2,000万円) 海外:利用付帯(最高2,000万円) その他「えらべる保険サービス」あり | 国内:保険なし 海外:利用付帯(最高5,000万円) |
セキュリティ | 充実 | 一般的 |
ナンバーレス | 〇 | × |
電子マネー | モバイルSuica、スマートICOCA | iD(専用)、PiTaPa、WAON、楽天Edy、楽天Edy、モバイルSuica、スマートICOCA |
スマホ決済 | PayPay等各種QR決済 | Apple Pay、Google Pay、 Apple Pay、Google Pay、 PayPay等各種QR決済 |
タッチ決済 | 〇 | 〇 |
証券会社連携 | (ネット証券最大手!) | SBI証券tsumiki証券 |
クレカ積立 | 月5万円まで | 月10万円まで |
空港ラウンジ | 〇 | 〇 |
家族カード | 〇 (年会費無料) | 〇 (年会費無料) |
ETCカード | 〇 (年1回利用で年会費無料) | 〇 (年会費無料) |
国際ブランド | Visa、Mastercard | Visa |
より詳しく知る | 公式サイト | 公式サイト |
三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリット
スペックの比較に加え、スペックからは分からないような、実際に使って分かることも含めて、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
- 証券や銀行、電力等、Vポイントを貯められる場面が多い
- ネット証券大手のSBI証券と連携し、資産形成での利用に強い
- 使える電子マネーや決済手段が豊富
- セキュリティ機能が充実で不測の事態に安心
- コンビニ・飲食店の利用でポイント還元率が格段に上昇
- スマホでカード番号を確認する必要がありやや面倒
- 特定のサービスの利用に特化しているわけではない
やはり光る、汎用性の高さ
Vポイントの貯めやすさ、使える電子マネーの種類の豊富さ、セキュリティ機能の高さ、連携する証券会社のサービス充実度など。欠点の少なさが光るカード。
特にVポイントは、「Vポイント経済圏」が構築されつつあり、ポイントを貯める手段が広いのがメリット。
ここまでで触れた、SBI証券での資産運用のほかにも、三井住友銀行の利用や、電力をVポイントでんきにする等、暮らしの多方面でVポイントに集約しやすくなってきました。
- 普段のカード決済で貯める
- 三井住友銀行やSBI証券の利用で貯める
- Vポイントでんきで貯める
また、2024年春にTポイントとVポイントが統合するため、Tポイント加盟店でもVポイントを貯める・使うことができるようになり、ますます範囲は広がります。
プロ投資家にも人気のSBI証券との連携
クレカ積立など各種資産運用では、ネット証券最大手のSBI証券と連携しており、これはかなり強み。実際に私もSBI証券を使っています。
手数料が業界最安値水準、また、投資信託の他、日本株・米国株などの商品の種類もかなり豊富であるなど、サービスや商品がかなり充実しているので、証券会社でも人気No.1を争うほど人気があり、使い勝手の良さを物語っています。
SBI証券は口座開設数No.1で、プロ投資家も愛用者が多いです。
決済時、人によっては使いにくい場面も?
カード番号がカードに印字されていないので、スマホアプリを使ってカード番号を見る必要があります。
実際に使ってみると、スマホアプリをいちいち立ち上げるよりも、財布からサッとカードを出して番号を確認した方が早いと感じることもあります。
ただ、財布は手元にないけど、スマホはいつも手元にある!という方は、この点はデメリットにはならないでしょう。
何らかのサービスに超特化してお得、というわけではない
例えばエポスカードのマルイ利用や「選べるポイントアップ」のように、特定のサービスに特化して、その場面では強烈なメリットが得られる!ということはあまり期待できないと思います。
その反面、汎用性重視、というところでしょう。
エポスカードゴールドのメリット・デメリット
- 「選べるポイントアップ」で選べるお店・サービスの幅がかなり広い
- 年会費無料化やボーナスポイントのハードルが低め
- マルイ利用者との相性はかなり良い
- 特定のサービスで高額決済がある場合は相性が良い
- 証券会社との連携が弱く資産形成での利用はかなり不得意
- 利用枠の設定は渋め?また、利用枠増枠の申請ができない
「選べるポイントアップ」が使いやすい
特筆すべきは、自分が選んだお店・サービスでポイントが3倍になる特典。しかも選べるお店の範囲が相当広いです。
三井住友カード ゴールド(NL)でも同様のサービスがありますが、倍率が2倍。また、選べるお店の範囲も狭いなど、エポスカードの「選べるポイントアップ」の方が条件が有利です。
対象店やサービスで年間数十万円の決算がある場合等は、エポスカードのメリットを享受しやすいですね。
利用枠の設定が厳しめ?
一方で、カード会社から設定される利用枠は三井住友カード ゴールド(NL)に比べるとどうやら渋いようで、ネット上の口コミでもそのような声をよく見かけます。
また、利用枠の増額申請を受け付けておらず、枠が少なくても自分では増やすことが出来ず、エポスカード側が増やしてくれるのを待つしかありません・・・。(一時的な増枠ならば可)
私の場合、三井住友カード ゴールド(NL)の半分程度の利用枠しか与えられませんでした。
資産形成目的では正直おすすめしない
クレカ積立をしたい方にとっては、連携しているtsumiki証券は、取り扱っている投資信託の取扱商品も数種類しかないため、断言しますが不向きです。
投信で人気のある全世界株式インデックス(オルカン)、S&P500連動投信などは扱っていませんし、商品を満足に選べないのは不便でしょう。
また、扱っている投資信託商品も信託報酬(手数料)がやや高いものが多く、SBI証券で取り扱いのある信託報酬の割安な投資信託商品よりも、長い目で見て投資成績に不利に働く可能性があります。
長期投資では信託報酬の低さは重要ですから、慎重に考えたいところですね。
注目ポイント別スペック詳細比較
ここまでで、両カードの特徴やメリット・デメリットの主要なところを押さえてきました。
ここから先は、主要なポイントに特に焦点を当てながら、項目別に詳細にスペックを比較していきます。
ここまでの話と重複するところも多いので、ここからは気になるところだけさらっと読んでもらえれば十分です。
ポイントサービス関連の優劣は、場面による。
三井住友カード ゴールド(NL)はVポイントが、エポスカードゴールドはエポスポイントが貯まります。
では、それぞれにどんな違いがあるのでしょうか?
三井住友カードゴールド(NL) | エポスカードゴールド | |
---|---|---|
有効期限 | 3年間 | 無期限 |
基本還元率 | 基本0.5% | 基本0.5% |
ボーナスポイント | 年100万円利用で10,000pt | 年100万円利用で10,000pt ※上記どちらか多い方のみ適用 | 年50万円利用で2,500pt
ショッピング でポイント利用 | ||
カード支払いに ポイント充当 | ||
ポイント投資 | ||
他社ポイント交換 景品交換等 | 大差なし | 大差なし |
ポイントの使い道は三井住友カード ゴールド(NL)が広くて便利
これは三井住友カード ゴールド(NL)が使い道の広さや使いやすさで有利です。
Vポイントは、スマホのVポイントアプリを使うと、ネットショッピング、街のVisaタッチ決済加盟店、iD加盟店で支払いに使用可能。
エポスポイントも同様に買い物の支払いにそのまま使えますが、エポスプリペイドカードの発行が必要な点、加盟店がエポスかんたん決済加盟店に限られている点など、使いやすさは劣ります。
また、どちらもポイントを使って投資信託などへの投資が可能ですが、SBI証券と連携しているVポイントの方が選べる投資商品が圧倒的に多く、投資での使い道も広いです。
今は投資にあまり関心がなくても、興味を持った時のために選べる商品の多いSBI証券の方をおすすめしたいです。(個人的に)
ポイントアップ特典はそれぞれ特徴あり
ボーナスポイント以外のポイントアップ条件(特典)も細かく比較しておきます。
三井住友カード ゴールド(NL) | エポスカードゴールド |
---|---|
選んだお店で+0.5%還元(3店まで) コンビニ・飲食店スマホタッチ決済で最大7%還元 家族ポイント ポイントアップモールでネットショッピングのポイントアップ ココイコ!で実店舗でのポイントアップ | 選べるポイントアップショップで+1%還元(3店まで) 家族ポイント ポイントアップサイトでネットショッピングのポイントアップ |
コンビニ・飲食店で大幅アップは三井住友カード ゴールド(NL)のみ。
また、両者とも家族ポイントがありますが、その内容は大きく違うので利用の仕方によっては差が付きます。
家族1名ごとに、コンビニ・飲食店でのポイントアップ率が1%ずつ上昇(最大5%)。
例えば、三井住友カードを持つ家族が2名おり、2名を家族ポイントに登録すると、対象のコンビニ・飲食店でスマホでタッチ決済した際のポイント還元率が9%(タッチ7%+家族2%)にUP。5名まで登録可。
ちなみに例えば私が父と母を登録した場合、私が決済したときの他、父や母が決済したときも還元率UPになります。
一方で、
ゴールド、プラチナカードを持つ家族の合計年間利用額に応じ、代表者1名に家族ポイントを付与。
全員ゴールドの場合、100万円ごとに1,000ポイント(最大3,000ポイント)。一人でもプラチナカードが居れば100万円ごとに2,000ポイント(最大6,000ポイント)。
となりますので、ご家族の状況によってどちらがメリットがあるかですね。
年会費無料化はエポスカードが有利
両カードとも、一定額利用すればその先の年会費は永年無料になり、高いコスパゴールドカードとして有名です。条件はエポスカードの方が緩く、エポスカードが有利。
無料化条件
- エポス:年50万円以上利用
- 三井住友:年100万円以上利用
また、そもそもの年会費もエポスカードゴールドの方が500円安いですね。
クレカ積立投資などの資産形成には三井住友カード ゴールド(NL)
何度も言いますがこれは三井住友カード ゴールド(NL)が圧勝です。
三井住友カードゴールド(NL) | エポスカードゴールド | |
---|---|---|
証券会社 | SBI証券 | tsumiki証券 |
クレカ積立投資 | 積立額の1%のポイント付与 | 積立額の0.1~0.5%のポイント付与 |
証券会社の 取り扱い商品数 | ||
資産運用で ポイント獲得 |
資産運用でのクレカ利用に関しては、三井住友カード ゴールド(NL)が勝利。
- クレカ積立でのポイント付与率
- 証券会社が取り扱っている商品の数
これらの点で、三井住友カード ゴールド(NL)の方が使い勝手が良いです。ちなみに、取扱商品数の違いのイメージは以下の通りです。
投資信託:約2700商品取扱い、国内外株式、国内外債券、金・プラチナ 等多数商品を取り扱い
投資信託のみ扱い:5商品のみ
さらに、SBI証券の「SBI証券Vポイントサービス」が秀逸で、投資信託の保有額などに対してもVポイントが貯まっていき、三井住友カード ゴールド(NL)は保有資産からもVポイントが発生します。
SBI証券×三井住友カードについてはこちらの記事もご参考にどうぞ↓。
電子マネー・決済方法は三井住友カード ゴールド(NL)の方が強い
これは三井住友カード ゴールド(NL)が勝利。大差はないですが、使えるサービスの多さでは三井住友カード ゴールド(NL)が多少上です。
また、タッチ決済では三井住友カード ゴールド(NL)の場合、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済すると最大7%ポイント還元(家族ポイント加算の場合最大12%)になるため、お得。
三井住友カードゴールド(NL) | エポスカードゴールド | |
---|---|---|
電子マネー | モバイルSuica、スマートICOCA | iD(専用)、PiTaPa、WAON、楽天Edy、楽天Edy、モバイルSuica、スマートICOCA |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay PayPay等各種QR決済 | Apple Pay、Google Pay PayPay等各種QR決済 |
タッチ決済 |
セキュリティ機能は三井住友カード ゴールド(NL)が充実
これは三井住友カード ゴールド(NL)が勝利でしょう。クレジットカードを持つなら、不正利用などへの安全性も大切ですよね。
エポスカードも一般的なセキュリティ機能は充実していると思いますが、三井住友カード ゴールド(NL)は安全性を売りにしており、より力を入れている形です。
例えば、
- 完全ナンバーレスでカード番号の盗み見の心配がない
- 手元のアプリでいつでもカードの利用を停止できる
この辺りは三井住友カード ゴールド(NL)にしかありません。
「おかしいな?」と思ったらすぐにスマホアプリからカードの機能をストップできる機能があるのは、万一の場合の不正対策に有効でしょう。
ちなみにエポスカードは表面には番号は書いていないですが、裏面にカード番号が印字されているので完全ナンバーレスではありません。
保険・補償内容はまちまち
どちらのカードもそれぞれ特徴があり、どこを重視した以下で変わるでしょう。
三井住友カードゴールド(NL) | エポスカードゴールド | |
---|---|---|
国内旅行 傷害保険 | 利用付帯 最高2,000万円 | なし |
海外旅行 傷害保険 | 利用付帯 最高2,000万円 | 利用付帯 最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年300万円まで | なし |
選べる保険 | あり | なし |
エポスカードは海外旅行保険の最高額が充実している反面、国内旅行傷害保険とショッピング保険がありません。一方、三井住友カード ゴールド(NL)は保証の範囲が広いので、あらゆる面で補償を受けられます。
また、三井住友カードゴールド(NL)は「選べる無料保険」と言うサービスがあり、旅行保険を無しにする代わりに別の保険を選択することができます。
旅行保険がいらない人にとっては、三井住友カード ゴールド(NL)の方が使いやすいかもしれませんね。
まとめ
さて、長くなりましたがまとめです。
総合力の三井住友カード ゴールド(NL)!
- ポイントの使い道の広さ、決済手段、資産形成、セキュリティと多方面で死角なし!これ1枚でなんでもこなせる主役級カード!
- 特に資産形成面ではプロ投資家のファンも多いSBI証券との連携で、できることやお得なサービスの幅が段違い!
年会費無料で持てる、ポイント還元力が高いといったことの他、あらゆる面で充実・先進のサービスと連携しており、汎用性・拡張性の高さがピカイチ。
総合力で選びたい方、メインカードを探している方にはぴったりの1枚でしょう。最近人気のクレカ投資や新NISAなどの資産形成に強いのもうれしいですね。
ピンポイントのエポスカードゴールド
- ゴールドカードの中でもコスパトップクラス!
- 年会費無料化のハードルが低め!
- 特定のサービスでお得さが光る!
総合力より、特定の使い方をする人におすすめなのがエポスカードゴールド!
「選べるポイントアップ」で特定のお店・サービス利用で常にポイント3倍にできるので、決まって多額の支出がある場合には選択肢に入るカードですね。
また、年会費無料化ラインが50万円と低く設定されているのもうれしく、高額の決済をしない方や、サブカードとして年会費無料のゴールドを確保しておきたい方などに貢献してくれそうです。
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